Blenderで木の樽を作る~完~
まえがき
前回の続きです。
ディテールと言われても、何をして完成とするのか、どこまで作って完成にするのか。
僕にはゴールが見えないので、とりあえず限界値を出力します。
環境
Blender 2.90.1
Blenderでシェーダー等を弄る
結論から言って、こんなのは各自のセンスで自由に設定すれば良いわけなのですが。
参考程度にテクスチャ周りの説明だけして行きます。
まず、ベースカラーに繋がっているテクスチャ
カラーをミックスすることで前回作成したテクスチャを追加で調整しています。
この辺りはペイントソフト等で元から変更しても構いません。
次にメタリックに繋げているテクスチャですが、これはBlenderで金属部分だけ白色に塗りつぶしたテクスチャを作成しました。
こんな感じです。
最後にディスプレイスしているのは、木の溝です。
こちらも単純に溝になる部分に適当に直線を引いているだけです。
カラーランプである程度は深さ、幅を調整できます。
これを出力すると、こんな感じです。
用途によって話が変わってきますが、背景等の利用なら悪目立ちもせず普通に使えるレベルにはなったと思います。
おまけ
もっと、こうしたいと思っても、どうすれば良いか分からない時、ノイズを使うと良いよと言う例。
粗さ(ラフネス)にノイズを繋いで、汚れた感じを演出することで本物っぽさが少し上がります。
こんな感じで少しずつ本物とやらに近付けていってみましょう。
僕も良く分からんけど。
追記
その後も色々調整して限界値としては、こんな感じになりました。
こんな感じですか?#b3d pic.twitter.com/YLaZKdDKvo
— Masataka Goto (@nfrt_official) October 14, 2020