まえがき
セルルック(トゥーン)な表現の際に使えるアウトライン抽出の方法を幾つか紹介します。
アウトラインを抽出する方法
その1
背面法
マテリアルをベースとアウトラインで2つ用意し、アウトライン用のマテリアルの設定を裏面の非表示をオンにします。
ソリッド化モディファイアーを活用し、アウトライン用の面のノーマルを反転させ、マテリアルにアウトラインを割り当てます。
マテリアルプレビューから確認できる反面、頂点数が増えるなどデメリットもあります。
その2
Freestyleで描画
Freessyle辺をマークすることで指定した辺にアウトラインを描画することが可能になります、複数の設定項目があり望みのアウトラインを描ける反面、レンダリングをしてみないと確認出来ない為、少し不便に感じます。
その3
マテリアルノード、フレネルを用いた方法
背面法で頂点数を増やしたくない時や、レンダリングしないと確認できないのが不便な時などに使える反面、複雑なオブジェクトに対しては少し適用が難しかったり線の太さの調整などが難しかったりします。
以上、Blenderでオブジェクトのアウトラインを抽出する幾つかの方法の紹介でした。