まえがき
個人サイト(Hibiiro)の方にスカルプトの方法を、こちらより分かりやすく書いてます。良ければ読んでみてください。
以前から少しスカルプトの話を、してはいます。
ただ、実際にどう作業を進めているのか紹介していませんでした。
ですので、実際に30分程度でワニやドラゴンに応用できるようなスカルプトをして行きます。
環境
Blender 2.90.1
ペンタブ
XP-Pen ペンタブ Decoシリーズ 携帯:Android6.0以上端末対応 ペンタブ 10x6.25インチ エクスプレスキー 8個 Deco01 V2
スカルプト
早速スカルプトして行きます。
Blenderを開いたら、新規ファイルからSculptingを選択します。
お馴染のクアッドスフィアさんが出てきます。
テンキーでカメラを平行投影で動かして、グラブツールで形を整えます。
生地をこねるくらいの変形ですね。
次に、口になる部分を伸ばします。
お好みのツールで以下のような形状にします。
目元を作ります。
ドローツールをCtrlキーを押しながら使うと凹ませることが出来るので、とりあえず球状にスカルプトして行きます。
実際に作業を進めていく時はスフィアを用意して、それに合わせてスカルプトして行くのが良いと思います。
鼻も同じ原理でスカルプトして口元を作ります。
クリースツールを使って大まかな形状をスカルプトします。
マスクを使いながらグラブツールなどで調整して行きます。
口元を歪ませる事でワニ感が増します。
鱗はテクスチャでスカルプトして行きますが、その前にリメッシュを行います。
ボクセルサイズはこれくらいで。
各自でテクスチャを用意して貰っても良いですが、僕は面倒なので、とりあえずBlenderのボロノイを使います。
仕上がりとしては以下のような感じです。
ここから更に進めて行けばドラゴンにでもワニにでもなると思います。
スカルプトは粘土弄りみたいで楽しいので是非とも皆さんにも始めて頂きたいですな~
想像力が豊かな小学生くらいの子供たちにこそ芸術を楽しんでもらいたい。
— 後藤 まさたか 作ってる人 (@nfrt_official) 2020年10月27日
今すぐ爆発を芸術させよう。
Blenderならスカルプトも無料!!#b3d pic.twitter.com/nMSnlP2rVq