まえがき
前回、ソフト選びをしました。
今回は、手っ取り早く作曲出来るようになりたいので、使いながら1曲作るまでの作業工程を紹介していきます。
尚、設定方法など本題に関係のない事柄については触れません。
操作方法など、紹介していないことで分からない所は各自調べてください。
コメントで聞いて頂ければ、僕の理解している範囲でお応えいたします。
環境
デモプロジェクトを開く
新しいソフトを触る時にサンプルファイルがあるなら操作方法とか覚える前に、とにかく開いた方が良いです。
今回なら開いて”再生”してみましょう。
それだけで、何もしてないのにワクワクしませんか?
開くだけなら、説明は不要でしょう。
4つあるので、各自適当に選んで開いてみてください。
サンプルを眺める
開いて聴いてモチベが上がっている状態でサンプルを良く眺めましょう。
僕が開いた「Withered Moment」はドラムとギターとベースが、ガシャガシャしてる曲だったので、自分で作るときは「ドラムとギターとベースを入れれば良いんだな」とか活かせそうなところを探します。
楽器や音楽に詳しくない人は、それぞれの音をミュートするなどして1つ1つの楽器の音を覚えれたら覚えましょう。
逆にもっと詳しく「スネアを入れてキックが」とか分かる人はどんどん掘り下げていきましょう。
僕は分からないので、雰囲気を読み取ってサクサク進めていきます。
新規作成
眺め終わったら、やっと新規作成で自分のプロジェクトを立ち上げます。
そうしたら「作り方」とか「作曲法」なんてモノは捨て置いて、感覚で進めていきます。
作り方とか調べている暇があれば、1曲作りましょう。
トラックの追加
プロジェクトを新規で開いたら、まず楽器を追加していきます。
トラックの追加から、インストゥルメントまたはオーディオを選択して追加します。
ここも感覚、もしくはさっきのサンプルを参考にしながら適当に選んで行きます。
僕は歌を歌わないし、演奏できる楽器もウクレレだけなのでオーディオはスルーしてインストゥルメントを追加しました。
ちなみに、ギターは探しても無かったので、使うのであれば各自で探してきてください。
そうしたら、後は音を入力(打ち込み)して行くだけです。
ステップシーケンサーで作業
音を打ち込むにしても、幾つか手段がありますが、僕はビジュアルが1番楽器っぽくないステップシーケンサーを使います。
今回はMIDIキーボードも使わないので、マウス、キーボードオンリーのような環境では個人的に1番適していると感じています。
ステップシーケンサーの使い方は以下の通り。
- ココを押したら②の楽器の画面が出てくる
- ココを押すと③が出てくる
- これがステップシーケンサー
集合体恐怖症をいたぶるビジュアルの、この四角形に音を打ち込んでいきます。
左クリックで音を追加して、右クリックで音を削除することが出来ます。
ドラッグしながら追加、削除が出来たりもします。
ダブルクリックで、四角の中の何かが2つに分割されたりするけれど、良く分からないのでスルーします。
その他の機能は知らないけれど、問題ないでしょう。
音楽的な知識は不要
繰り返し伝えますが、音楽的な知識は不要です。
難しいことは後回し。
持ち合わせている感覚だけで進めて行きます。
ココまで読んでいる人は少なくとも、音を入力する段階までは進んでこれたはずなので、あとは自分の好きな音を好きなように並べていくだけです。
ひたすら音を聞き比べるも良し、適当に並べて後から調整して行くでも良いです。
困ったら鼻歌でも歌ってみましょう。何か閃くかも。
実際に作った曲
実際に1時間程、作業して作ってみました。
15秒ほどと短く冒頭部分だけで雑過ぎて曲と呼べるのか分からないけれど、一応何か出来ています。
自信満々で挑んだ割には駄作でありますが、コツコツと手を付けて上達して行こうと思います。
それに、ガシャガシャ音を鳴らしているだけで結構楽しいので、みなさんも是非、楽曲作りに取り組んでもらいたいと思います。